[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
母は、私が眠っている間に、高峰の父に電話をしていた。

「あなた…愛美が今家に来ているの。」

「そうか…久しぶりだな。今日はゆっくりしていけるのか?
 早めに帰るようにするよ…」

「違うのよ。貴俊くんと離婚すると言っているの。
 離婚届けにサインをしてきたといっているわ。」

「なんでいきなり。
 私は、仕事がらみでの付き合いもあるが、彼は愛美を心底愛しているように見えたが…違うのか?」

「私にも原因は分からない。
 急に大きな荷物を持って帰ってきたの。
 やつれた顔をしていたから、何日も眠っていないように見えた。
 ハーブティーを飲んで、横になっているわ。」

「愛美は大丈夫なんだろうな。病院に・・・」

「大丈夫よ。でも理由が分からないの。
 まだ、あの子も不安定な状態だから、
 落ち着いたら、聞いてみるわ。」

「そうか…今日はこれから帰る。」

「でも、今日は接待が…」

「そんなもの行っていられるか。愛美の一大事だぞ。」

「わかりました。待っています。でも…」

「分かっている。愛美には何も聞かないよ。それでいいだろ。」


二人が、私を心配して、そんな会話をしていたなんて思いもしなかった。
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