[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
夜になり、勇人が戻ってきた。

時田という女のことを調べてきたようだ。

「貴俊。。。この女しっているだろう」

勇人が俺に見せたのは一枚の写真だった。

この女…確かどっかのモデル…


「この女、前にうちの会社で使ったモデルだ。
 お前にずいぶんと言い寄っていたようだったが」

「俺は、この女は抱いていない。
 たしか、この女の後輩のモデルを抱いたはずだ」

「やはりな…
 俺が調べた通りだ。

 お前が、この女を抱かずに後輩の女を抱いたことで、
 この女よりも後輩の女の方がいい女だということになってしまったらしい。
 その結果、この女はモデルとしての人生がたたれた。」


「それくらいのことでか?」

「ばかやろう。お前…笠井貴俊に一度でも抱かれるということは、
 それだけのステータスになるんだ。
 お前、何も知らなかったのか?」

「ああ。その時に抱きたいと思った女を抱いていた・・・」

「お前らしいな。でもそれが、今になって、お前の愛している女を気づ付けている…」

俺は勇人から言われた言葉に何も言い返せなかった
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