[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
「笠井君かな…高峰です。」

「あっ…どうも。」

「今はビジネスの話ではなく愛美の父親として電話をしている。」

「はい。」

「はっきりいう。
 今、愛美はうちにいる。そして、君に離婚届けを渡してきたときいた。
 君に子供がいたと言っているが、それは本当のことか?」

「いえ、違います。
 愛美は詐欺にあったんです。その女も今警察に連れていかれました」

「どういうことか?説明してもらおう…」

俺は、お義父さんに事のすべてを話した…

話し終えたとき、お義父さんは、笑っているように思えた。


「そうか…プレイボーイに大変だな。
 しかし、騙されたとしてもも愛美を泣かせた事実に変わりない。
 愛美が望むなら、そのまま離婚をさせてもいいと思っている。
 話はそれだけだ、」

そういうと、電話を切られてしまった。

愛美の様子も何も聞くことができなかった。

俺は、今度は電話をかける…しかし、聞こえてきたのは無機質な女性の声。



”電波の届かないところにいるか、電源が入っていないためかかりません”



なんて、ことだ。

俺は、考えるより、行動に移した。

愛美が実家にいるなら、身の安全は確保されている。

俺の大切な愛美を返してもらう。

何があっても…
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