[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
まったく・・・父はなんてことを言うのかしら。

勇人さんと同じようなことを言われたので、ちょっとびっくりしたけど・・・



そうなのだ。

私が自宅に戻ってきた時に、勇人さんは自宅に来てくれた。

本当に心配してくれていたようで、申し訳なさが募った・・・


けど。。。


「でも。愛美ちゃんのおかげで面白いものがみれたよ。

 貴俊のあんな姿始めてみたよ。あんなに焦っちゃってさ。

 顔なんてみてられなかったよ。憔悴しきってたしな・・・

 あれじゃ王様の貫録まるでなしだったよ。

 まあ・・・王様も愛美ちゃんの前ではただの女に惚れすぎている男ってことだろ」


まったく・・・確かに私の前以外の貴俊さんは冷酷な感じだろうけど・・・

そこまで言わなくてもいいと思う。


でも、本当に貴俊さんは心配してくれたんだということがよくわかった。




王様はどこまでも甘く私を扱う・・・

そろそろ、立派な社長夫人になりたいけど

私にはまだまだ先になりそうだな。
< 22 / 212 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop