[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
「あのさっ。渋谷さんって彼氏いるの?」

『あの・・・彼氏はいませんけど…』

「そっか。よかった。今は一緒に飲んでくれる?」

『もちろんです。二人を早く仲良くさせてくださいね。』

「もちろん。」


私たちが、そんな会話をしているなんて二人は当然知らない。

でも、席に戻ってみるとなんだかちょっといい感じじゃない??


「なんか。お前らさっきと雰囲気ちがくね?」

その言葉に、麗華は真っ赤になっていた・・・


???だけが、私の頭の中をまわっている。


「ああ・・・今、俺から告って付き合うことになった。
 奥下ありがとな。渋谷がいたら言えなかったから・・・」


なんだ・・・私たちの出番はなしですか・・・

じゃぁ・・・ゆっくりと飲みましょうね。
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