［続］素敵すぎる恋愛･･･あなたの世界へ
「青木・・・お前、趣味悪い！！」

「なんでだよ。奥下」

「こんなかわいい子を目の前に見せられて、絶対手を出せないっていうのは」

「ははは･･･だろ。俺も渋谷が社長と結婚したって聞いた時ビビった。
　あん時も、社長と副社長が突然現れて・・・」

「そうだったな。青木。あんときのお前もビビってたもんな」

「副社長も人がわるいっすよ。
　同窓会で少し会った後、なかいい奴らと飲み会をしてたところにですよ。」

「なんか、俺が悪いみたいだな。」

「そんなことはないっすけど…焦りました」

「愛美はいい女だからお前らが惚れそうになるのは分かるが･･･
　誰にもやらん。俺の女だ！！」

「貴俊･･･いい加減にしろ。愛美ちゃん泣きそうな顔してんぞ。」

「愛美･･･どうした？」

『なんでもないよ。貴俊さんがやさしいから・・・』

「フフ。お前がかわいいからいけないんだよ。」

『もう！！』

相変わらずの貴俊さん。誰がいても私の前だと素直な気持ちを教えてくれる。
だから安心できるのかも知れないけど・・・

この貴俊さんの気持ちが落ち着いたり飽きたときが一番心配。

「どうした？」

『なんでもないよ…』

「お前はまた、変なことを考えてるな。
　俺は一生お前を離すこともないし、飽きることもない・・・
　心配なんて言葉はお前の辞書から削除しろ。」

「こいつらほっといて飲むぞ。」

勇人さんはそういうと、奥下さん・青木君・麗華は飲み始めた。

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