[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
夜9時を過ぎたころ、チャイムが鳴った・・・


「愛美ちゃん、オレ、勇人」

ガチャ・・・


『こんばんわ。勇人さん・・・どうしたんですか?』

「ごめんね。夜遅くに・・・
 悪いと思ったんだけど、どうしても今日中に決済の印もらわないといけないから・・・
 貴俊は今書斎かな?」

『えっ??貴俊さんは今・・・仕事に行ってますが・・・』

「仕事って?だってここ数日会社に来てないよ。
 仕事のことは電話で指示してるだけだよって・・・

 貴俊は仕事って言って出て行ってるの?」

『はい。今日も着替えに帰ってくるだけになるからって言ってました・・・
 仕事に行ってないなら、どうしてるんでしょうか?』

「あっ・・・俺も関知していないこともたくさんあるから。
 貴俊が仕事と言っているなら、仕事だよ。
 とにかく、この書類は明日にでもするよ。

 ごめんね。
 あんまり変なこと考えないようにしなよ。
 貴俊なんだから、変なことはないだろうし・・・」


勇人さんは、そう言いながら、部屋を出て行った。
そう言われても気にならないわけないでしょ・・・


私は、どうしたらいいのか不安になっていた。
でも、どこを探したらいいのかすらわからなかった。。。


不安な時間は長く感じ、

ガチャ・・・

玄関のかぎが開いて、初めて朝になっていることに気がついた・・・
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