[続]素敵すぎる恋愛・・・あなたの世界へ
「愛美ちゃん・・・すごいお店だね。社長さんの行きつけなの?」
『行きつけかは分からないけど…私が好きだから・・・』
「なんだか、社長さん。愛美ちゃんには甘そうだね。」
『みんなに言われるよ。
副社長の勇人さんなんて・・溺愛病とか言う病気を作っちゃうくらいだもん』
「それもすごいね。愛美ちゃんと話している時とあの秘書さんに言っている時の顔の違いにびっくりしちゃった。」
『ごめんね。仕事中はあんな感じみたいなの。
もともと、あれが普通なのよ。仕事にはとても厳しいし・・・
仕事のことは私も何も言えないから・・・
つらいことがあったらごめんね。』
「そんなことないよ。仕事ってそんなものでしょ。
先生だって分かっていると思うし・・・
それに、先生すっごく生き生きした顔してるもん。きっと楽しみなんだと思う。本当にありがとう・・・」
『いえいえ。貴俊さんと結婚しただけで、私は何も偉くもないし、
これからもちょくちょく会おうね。
前も言ったけど、私お暇なのよ…』
「もちろん。あっでも奥様って呼ばないとだよね・・・」
『ユリちゃん。私は私だから。私の友達でしょ。愛美でいいよ。』
「ありがとう。これからもよろしくね。」