雫-シズク-
全部からっぽになったのか、気持ちがなんにも動かない。
もう一年も前のことで今までたくさん苦しんできたんだから、これ以上辛くなるのはもう嫌だ。
ちょっとだけここにいて、すぐ部屋に戻ろう。
二人が死んだことは変わらないんだから、いまさらなにか考えたって仕方ない。
いまさら考えたって。
いまさら……。
晴れているのにぽとりとなにかが手に落ちてきた。
あれ?なんだろう?
おどろいて見た手の甲には、きらきら光る冷たいしずくが一粒浮かんでいる。
それをじっと見下ろした僕は、初めて自分が泣いているのに気が付いた。
もう一年も前のことで今までたくさん苦しんできたんだから、これ以上辛くなるのはもう嫌だ。
ちょっとだけここにいて、すぐ部屋に戻ろう。
二人が死んだことは変わらないんだから、いまさらなにか考えたって仕方ない。
いまさら考えたって。
いまさら……。
晴れているのにぽとりとなにかが手に落ちてきた。
あれ?なんだろう?
おどろいて見た手の甲には、きらきら光る冷たいしずくが一粒浮かんでいる。
それをじっと見下ろした僕は、初めて自分が泣いているのに気が付いた。