雫-シズク-
掃除の時間が近付いて、だらりと腕を下げたままとぼとぼと学園に戻った。
ドアを開けて部屋に入ってきた僕を見て、ベットに座っていた葵さんが目を丸くする。
「お前なにやったんだよ!?」
答える元気もなくてぼんやりしたまま床にぺたんと座り込む。
「手、貸せ!」
部屋に置いてある救急箱をつかんでぐいっと僕の手をひっぱると、慣れた手つきで小石をとってくれた。
そしてあっという間に僕の両手が包帯に巻かれていく。
「上手いですね……」
ひんやりした目で包帯を見つめてぼそりと言うと、葵さんは口のはしだけで笑った。
「あぁ、こういうの慣れてんだ」
ドアを開けて部屋に入ってきた僕を見て、ベットに座っていた葵さんが目を丸くする。
「お前なにやったんだよ!?」
答える元気もなくてぼんやりしたまま床にぺたんと座り込む。
「手、貸せ!」
部屋に置いてある救急箱をつかんでぐいっと僕の手をひっぱると、慣れた手つきで小石をとってくれた。
そしてあっという間に僕の両手が包帯に巻かれていく。
「上手いですね……」
ひんやりした目で包帯を見つめてぼそりと言うと、葵さんは口のはしだけで笑った。
「あぁ、こういうの慣れてんだ」