非運日常



「何なら俺の手料理だって毎日食わせてやる」

「うぇ?!」


あのウマウマで激ウマな祀の手料理を・・・・?


おいしい。この話、おいしすぎる


私は別に、祀のことが嫌いなわけではない

それはそうだと思う。じゃないと親友なんてもの、やってないし

第一男女間の友情は成立しない、脆すぎると宏佑兄ちゃんが言ってた気がする

だからこれは、親友の延長線上なんじゃないのだろうか


「なあ誉、どうする?」


聞いたことの無いその甘い声に、私は誘導される


< 21 / 35 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop