非運日常
「何なら俺の手料理だって毎日食わせてやる」
「うぇ?!」
あのウマウマで激ウマな祀の手料理を・・・・?
おいしい。この話、おいしすぎる
私は別に、祀のことが嫌いなわけではない
それはそうだと思う。じゃないと親友なんてもの、やってないし
第一男女間の友情は成立しない、脆すぎると宏佑兄ちゃんが言ってた気がする
だからこれは、親友の延長線上なんじゃないのだろうか
「なあ誉、どうする?」
聞いたことの無いその甘い声に、私は誘導される