私の片想い事情 【完】

どうしよう、どうしよう、どうしよう!


隼人に見られていたなんて!!


一番知られたくなかった相手に知られた……


-----いつから?


最初から?


手を繋いでしまったところも?


絶対に誤解したよね?そうだよね?


私の唯一の取り柄は、隼人への一途な想いだったのに。


それはそれで変わらないけど、でも-----


バカだ……私はどうしようもないバカだ!


1ミリでも他の男に心が揺らいでしまったから


きっと、罰が当たったんだ----


私は力が抜けたようにプールサイドにへなへなと座りこむ。


隼人にちゃんと説明しなきゃ、と思い立つも、彼女でもなんでもない私が何の説明をするのだろうか、とその場にうずくまってしまった。



< 113 / 480 >

この作品をシェア

pagetop