私の片想い事情 【完】
今日は昨日とは打って変わって最悪だった。
プールサイドの掃除にすら集中できずこけてしまうし、大事な大会の資料を裏表逆に印刷かける始末。
隼人とは「口げんか」をしたことにして、極力目を合わさないようにした。
隼人もバツの悪そうな顔で、私を避けていた。
何で私がそんな態度取られなきゃいけないの?
そもそも隼人の機嫌が悪くなる理由が分からない。
何の独占欲?
いくら単純な私でも「ヤキモチ妬いてくれたの!?」なんて、そんな安直なこと思わない。
だって、相手はあの隼人だもん。
そんな感情持っているわけがない。
でも-----
まだ、あんな風に機嫌悪くなられた方が何も言われないよりマシかもしれない。
「男ができて良かったな」なんてにっこり笑われた日には、絶対に立ち直れない。