私の片想い事情 【完】
ああ、最悪。
お腹が痛くなる。
吐き気がする。
私はよろめきながら、マネージャーに続いて更衣室へと向かった。
更衣室では、亜紀さんがすでに着替えていて、ご愁傷様、とそれは楽しそうに笑っていた。
「みなみが生徒に戻るさまが楽しみだわ♪」
亜紀さーん、私、一応傷心なんですよ?昨日あんなに優しかったのにーーー!
「ひどいですよ。マネージャー絶対にわかってて嫌がらせしている」
「マネージャーはみなみがかわいくて仕方がないのよ」
「あの人、亜紀さんと一緒で私のこと犬や猫と勘違いしているんですよ」
「あら、私はみなみのことそんな風に思ってないわ。かわいくて仕方がないもの」
「だーかーらー、そんなかわいいは要りません!」
私は、乱暴にロッカーを開け、水着を取り出した。