私の片想い事情 【完】
ユデダコ状態の私の顔が鏡に映る。
色々考え事をしていたせいか、既に12時、ミッドナイト!
あーあ、これじゃあ、隼人はもう寝ているし、問い詰めることはできない。
今から隼人を叩き起こして喧嘩にでもなろうもんなら、家中の人を起こしてしまう。
明日かぁ―――
私は、がっくり肩を落とす。
一晩寝ると、私の怒りも治まり、まっ、いいかーになりそう。
寝起きの隼人、不機嫌だし。
問い詰めても、今更?って逆キレして終わりだな。
良いのか、悪いのか、付き合いが長いと、先のシナリオが読めてしまう。
隼人の性格をよく知っているぶん、無駄なことはしないでおこう、と長年の付き合いでマスターした隼人の扱い方が、私たちの新しい関係の足枷となっている。
どーやって甘い雰囲気に持っていけばいいのか全く分からない。
あーあ、と呟き、髪をガシガシと拭く。
逆上せて、考え込みすぎて、頭がクラクラする。
「す、水分とらなきゃ……」
私は、バスタオルを巻き直し、ふらふらになりながら、キッチンへと向かった。