私の片想い事情 【完】

病院で丸一日寝ていたし、私はすでに二日も仕事を休んでいる。


頭を打った後一週間は、運動も控えて安静にしていなければいけないので、仕事も極力控えるようにと言われた。


マネージャーは心配しなくていいって言ってくれているけど、私はどーしても高橋君のことが気になっていた。


私が爆睡中に一度お父さんとお見舞いに来てくれたそうだけど、高橋君は号泣していたそうで。


隼人が、目を覚まさないのは、私の睡眠不足が原因だと説明してくれたみたいだけど、高橋君のショックはすごかったらしい。


マネージャーも対応してくれて、何とか落ち着いて家に帰っていったらしいけど、その後のことは聞いていない。


マネージャーが、お父さんは今回のことをひどく反省して、高橋君のペースでゆっくり水泳を続けさせていこうと思ったらしい。


それを聞いただけで、私はほっと安堵した。


「明日、ちょっと顔出そうかな?」

「どこに?」

「……っ……」


いきなり背後から低い声が降ってきて、私の身体はギクンと音を出すように跳ねる。




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