私の片想い事情 【完】
あーーーーーーっ、もうっ!!
ヤダヤダヤダヤダヤダ、恥ずかしいっ!!
いつから?
ずっとこんな状態でキスしてたの?
さっきはイケイケだったくせに、いざ本番となると、怖気出す私。
だって、実際、どー反応していいかわかんないし、こんな恥ずかしいなんて。
確かに隼人に身体を見られるのは2回目だけど、あの夜は、隼人に嫌われたくなくて必死だったし、今とは状況がちがう!
貝の口のように、腕に力を入れて隠していると、ひょいっと、その身体を抱きかかえられた。
バスタオルがハラリとずり落ち、私はスローモーションのようになびいてキッチンの床に着地するそれを他人事のように見ていた。
胸をかき抱くように隠しているけど、よく考えると、下は……
ボンっと爆発しそうな勢いで頭がパニック状態になる。
いつの間にかソファーに運ばれてきた私は、下ろされると、クッション二つを使って大事な部分を隠した。
「みーなーみー、今さらだろ?」
見下ろす怪しげな隼人の表情が月明かりの効果か、やけに妖艶で、いつの間にかTシャツを脱いだヤツは、それはそれは、すばらしい肉体を輝かせていた。
筋肉の筋がキレイに浮かびあがり、押し倒された腕の力強さに、私は女で、隼人は男なんだ、と再度認識した。
視線が外せない。男の人なのに、こんな綺麗な身体、見たことがない。
ぼおっと見惚れたいると、隼人が少し私から距離を取った。