私の片想い事情 【完】
「や、や、や、隼人ぉ……」
「ごめん、みなみ。めちゃくちゃ気持ちくて止められない……一発抜かせて……」
「んあ……あ、あ、あ……ヤダ、ヤダ……っ」
内壁を思いっきり掻き回される刺激に、いっそう身体の体温がせり上がる。
数時間前に、初めて受け入れたばかりだというのに……
背後から突き上げられ、初めて挿れられた時とはまた別の角度で擦られ、どうしようもなく声を上げそうになってしまう。
抽送を繰り返されるたびに響く水音が、自分の身体が喜んでいることを知らしめる。
熱く膨れ上がった隼人のモノは、容赦なく私を突き上げ、さらにいやらしく腰を押し回す。
その度に、中を収斂させ、全身が打ち震えるのを止められない。
いつの間にか、布団に押し付けられ四つん這いの恰好にさせられた私は、恥ずかしいとか、朝なのに、とかそんな感情はどこかへふっとんでいた。
ただ隼人から与えられる快感になす術もなく従うしかない。
そして、背後から揺さぶり立てられるだけでも苦しくてどうにかなってしまいそうなのに、腰に回された手がすっと根元に降りてきたかと思うと、入り口の突起を強く押しつぶしてくる。
「ひゃあ……そこ、ヤダ……んあっ……」
一番敏感なところを擦られ、ガクガクと腰が崩れる。