中指斬残、捌断ち儀
命の、だなんて大袈裟なと思われそうだけど、大袈裟すぎるわけでもない。
おまじないの類いというのは、生きていく中での習慣だ。
常にやっていなければ気が気でなくなるような、分かりやすく言えば、いつも持ち歩いているケータイを家に忘れて外出したときの心境か。
伯母さんにとって、天然石というのは不可欠らしく、宗教団体にいながらも、まるでそうとは感じさせない身なりで居続けていた伯母さん。
僕に関しても、その倹約家ぶりが発揮されたわけだが、周りの目がつくもの――服とかなどの身だしなみは、どこに行っても恥ずかしくないようにされ、くわえて。