中指斬残、捌断ち儀


保護責任を破棄しないがため、きちんと育てていると世間に知らしめる分かりやすいものが学校だ。


教育の場で、『きちんと通わせている』というところを教師なりに見せつければ、それは紛れもなく『保護者としての責任を果たしている』ことになろう。


怪我もなく、痩せているわけでもない、“どこからどう見ても普通の子”に対して、虐待されていると思う人はいない。


伯母さんは自身の体裁を守り、立ち位置さえも『良い母親』と周りにアピールするため、僕は休むことなく学校に通った。


片道40分の学校に、弱音も吐かずに歩いて登校した。


億劫ではあったものの、休むことなどできずに僕は通う。


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