月と太陽の恋模様
「嘘だろ。どこにされたんだ?」
何で分かるの!?
「目、泳いでる。」
うあー……もう嫌だ。
「で、どこにされた?」
「………おでこ。」
その瞬間月野先生に優しく額にキスされた。
「……別に上書きとか臭いことは言わないが……嫌だったから。」
すぐさま私から離れて弁明する月野先生。
「まだ俺の彼女でもないし…大きくは出れない。だから、これぐらいは許してくれないか?――返事をいつでもずっと待つ代わりに。」
ドキン…