月と太陽の恋模様


「今日から仲道は俺の彼女だ。」




先生は私を優しく見つめる。


先生の言葉が照れくさくて……思わず俯いてしまった。




「顔上げて。じゃないとキス出来ないだろう?」




「まだする気ですか!?」




あれだけしたのに。




「今の…ファーストキス、だよな?」




「はい、口はしたことないです。」




すると月野先生の穏やかだった表情が一気に変わる。
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