月と太陽の恋模様


「先生もうその辺に…「だいたい彼氏にもなれないくせにキスなんかするな。しかも顔中だと?」




『うるせー。調子に乗るんじゃねー…』




「我慢しろよ。」




『あんなの出来るか、アホ。』




「それが俺とお前の差だ。」




『……月野、ぶっ殺す。』




「先生…陽崎先生が可哀相です。」




私がそう言うと漸く先生は通話を切ってくれた。




「あれぐらい言えば…大丈夫だろ。」




「陽崎先生に私が嫌われたらどうするんですか!?」




「は?」
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