彼は私の金魚。



ふと辺りを見渡すと

使用済みタオルと脱ぎ捨てた洋服、

お湯の入った容器は冷たくなっていた。

芽衣子…

爺やが手を焼く理由がわかるわ…。

どうしましょうか…



「はぁ…」



私が途方に暮れていると



< 62 / 65 >

この作品をシェア

pagetop