あなたに見守られながら・・・

俺は詩音から離れた。

「今日はこれ以上一緒にいたら、詩音に何もしないって自信がないんだ・・・詩音、前川にキスされて傷ついたのに、俺も同じことしてしまった・・・いつか、誰かに本当にキスされたりしたらどうしようって・・・俺、不安で・・・バカだろ?詩音は俺のこと好きでも何でもないのにな・・・でも、俺、詩音にキスしてしまいそうなんだよ・・・頼む・・・帰ってくれ・・・」

そう言って俺は詩音を部屋から追い出した。

突然追い出された詩音のかわいい声が、部屋の外から俺を呼ぶ。
でも俺は返事をしなかった。いや、出来なかったんだ・・・
返事をしたら、また詩音に酷いことしてしまいそうだったから・・・



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