お隣さん。
かれこれ5分…

東2中のわたしにはついていけなかった。

いや、ついていこうとは思わなかった。

「あ、そうだはい。この紙目通しておいて。

なんか来週の水曜から学祭の準備始まるらしいから

一応心構えだけしておいて」

ホチキスで留められた少し分厚い紙には、

顧問の名前これからの日程、去年の学祭のテーマなどこと細かく書いてあった。

「ん~。たぶんこれ見ても楽しくないし

今日はもう終わる?それとも雑談する?」

1年の内田くんは桜井先輩がかなり気に入ったみたいで、

雑談しましょう!!!!と雑談したがっている。

ここで、帰るのも悪い気がして一緒に雑談した。


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