お隣さん。

それから1時間弱


「それでさ、今日そいつがさ」

もう自分で笑っちゃうほどテンションあがってるよ。

「まじですかぁ??うけますね!」

内田くんも大笑いしてる。

一応わたしも愛想笑いというのをやっていた。

すると「あ!先輩アドレス教えてくださいよ」

内田くんが携帯を取り出し桜井先輩につきだした。

「いいよ。じゃあ俺が送信するから受信して」

内田くんはすばやく返事をして携帯を操作した。

「あ、来ました来ました。ありがとうございます」

そんな様子をわたしは微笑ましいなと思いながら眺めてた。

「なにしてるんですか先輩!百川先輩も赤外線しましょ?」

テンションの高い内田くんに押され携帯を取り出し赤外線で送信した。

「じゃあ俺にも教えて~」

桜井先輩とも交換をして2人を新しいグループに登録した。
< 24 / 43 >

この作品をシェア

pagetop