推理はラテを飲みながら#00-全ケータイ小説読者への挑戦状-【完】


――大人って、やっぱズルいな……。


ズルいのか、もしくは大人になるとはそういうものなのか。



――はあっ……。



匠は、まだオレンジジュースの名残があるため息を吐いた。


そもそもこのダイイングメッセージは、なんともほのぼのとした童話。


それを、ギラギラした目をした大人たちが、ぶつぶつ何度も読んでいる。


冷静に考えると、実に滑稽な光景だった。

< 137 / 258 >

この作品をシェア

pagetop