普通のあなたと片目の私
「あとはお若い2人に任せて邪魔者は退散しましょうか。」
美雪と別れた2日後。
楽しくもないお見合いの席に居た。
俺の親父と相手の母親が場から離れる。
「龍さんは…どんな女性が好みなのですか?」
相手は伊集院グループと対をなす権力を持つ十文字財閥。
どうやら俺は相手の娘に相当気に入られているらしかった。
「……青い瞳をした綺麗な女性…」
「え?」
――ダメだ。
このお見合いが上手くいかなかったら…美雪の家に何をされるか……