pierce,prince
『…ごめん、葵。
やっぱりもう少し寝るね。』
もう───‥
葵と話してるのが辛いよ。
「わり。無理させたな…?」
そっとあたしの頭を
撫でるその手…
なんで葵が痛々しそうに
微笑むの…?
「結局今日は俺の言った通り、
授業サボった悪い子だし。」
葵はあたしのことは
なんでもお見通しなんだね。
『…ごめんなさい。』
「いま謝ってもおせーわ。
なんてな。
ゆっくり休んで風邪直せよ?」
『うん…』
葵があたしの特効薬だってこと
知ってて言ってるのかな…?
「‥おやすみ。」