pierce,prince
でも…どこへいくんだろう?
あたしの疑問は
解消されないままに
放課後となった。
アユとミキに手をひかれ
ついた先はデパートだった。
『…デパート?』
「そー。あのねあのね、
もうすぐアオイくん
のお誕生日なんだよ♪」
葵の、誕生日‥───。
「でね、次のコンサートで
アオイくんにプレゼント
渡せる機会があるからさ♪」
「たぶん最初で最後だよね!
アオイくんにプレゼント
あげられるのはさあ〜…。」
ここ数日、葵のことを
考えないようにしてたから…
頭にぜんぜんなかった。
もうすぐ、葵の誕生日だ。
ほかの人に言われてから
気づくなんて初めて。
「それで!気合い入れて
アオイくんへのプレゼント
選ぼうと思ってね〜♪」
「アオイくんに貰ってもらう
からにはさ!
ちゃんと使ってほしいじゃん?」