天空のアルカディア
一章 始まり
初めは何もなかった

大地も緑も大気も水も。光さえ…



現れたのはそれぞれ色の違う4つの光

赤い光は大地を
青い光は水を
緑の光は風を
金色の光は命を


それぞれ創った




だが、形あるものはいずれ朽ちる



光達は十数人の(ヒト)に自分達の力を分け与え、世界の守護を命じ、どこかへ消えていった




後に光達は(神)、力を与えられた者達を(神族)と呼ばれる




神族の下で数百年、世界は争いも諍いもなく、平和だった



それが(アルカディア)



世界最古の理想郷
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