天空のアルカディア
驚愕の表情に焦りと不安がよぎる


「それだけではありませぬ。反乱軍はそのままこちらに向かっていると…その数3万。急ぎここを出立します」


「ま、待ってください。こちらに向かっている騎士団を置いて逃げるのですか」


魔導師は顔をしかめる


「彼らは反乱軍によってほぼ壊滅状態です。その生き残りが私に念話で伝えてくれたのです。彼らの無念を晴らす為にもどうかこの場はお引き下さい…」


マリアは表情なく、人形のようにうなだれた


たった1人の家族の安否
3万もの大軍への恐怖
これから先の見えない不安


これらが彼女の中で渦巻いていた






< 23 / 23 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

大事なモノ

総文字数/8,341

恋愛(純愛)39ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
まだまだ子供な中学生 勝ち気で男勝りな女の子 グループでは空気のような男の子 女の子主観の物語 初めての恋に上手くいかない2人 こんな恋したことありませんか?

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop