ケモノ女が愛するオトコ〜草食男子の扱い方〜
………「確かめてくるわ」
宮岡はにこりと笑った。
私は笑みを軽く彼に返すと、勇気の後を追って走った。
「勇気!」
非常階段に続く非常口の扉の向こうに彼を見つけた。
扉をバッと開いて彼の隣の手すりにガンッ!と掴まった。
「うわ…?!びっくりした。
千歳………?」
彼は私の勢いに腰を引いてガクッと身体を揺らした。
………。
相変わらず、情けない。
「……話を…煮詰めようじゃないの」
「…え…」
「この先、一生、私の言いなりになる人生を……どう思う?」
「……え…」