ケモノ女が愛するオトコ〜草食男子の扱い方〜
私はカッと目を見開いて彼を見た。
勇気は意味が分からないながらも後ずさる。
私の気迫に目をパチパチさせている。
「大賞!!獲りなさいよ!!
宮岡なんかに負けたら、あんたなんて速攻サヨナラだからね!!
百万円!!!
何が何でも取るのよ!!
負けたら許さないから!!」
「…え、……辞退は…」
「させる訳ないでしょう?!!
課長のところに行くなら、死ぬ気でアピって来い!!」
私は彼に顔をググッと近付けて睨み付ける。
「うわぁぁ!…な、何で〜…。
さっき辞退しろって………。
意味が……分からな………」
そう言いながら彼は尻餅をついてその場に座り込む。