〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
「…向こうは人が少なそうです…、ベンチは
他のカップルの方で、
座れなさそうです」

私達は、
ベンチを諦め、
木によたれかかる。

「菜月さん浴衣が…、
汚れてしまいます…」

「大丈夫、
学園で、後から
クリーニングして貰えるから」

リョウ君が、さっき、
もらった、フランクフルトを、私の前に突き出す。

「僕はいいですから、
先にどうぞっ…」

遠慮して、
先にくれる優しいリョウ君の心づかいに、
先に頂く事にした。

「じゃあ…、お先に…」

フランクフルトを貰い
半分くらい、食べ
リョウ君に、渡す。

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