〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
カレーを食べ終え
寮に戻るとすぐさま

精霊は、
自分のスペース確保しているのか、
自分で自分の事をこなす…ベッドや精霊の為の本を棚に置き、
棚はいつの間にか
聖霊の“住み家”に変わる。

「あっあのぉ〜ニ‐ナ
だったよねっ?」

私は、住み家に夢中の聖霊に話し掛ける。


「むぅ何ですか?」

ムスっとした、
近寄りがたい性格の聖霊が私の声に気付き、
返事を返してきた。

「ニ‐ナの説明を聞きたいんだけど…ダメかな?
今忙しいよね…」

ニ‐ナは、回れ右をし、
時計を指差す。

「あの時計が20時になり
次第、お伝えしますので、それ迄時間下さい」

「20時ねっ…わかった」

時間にきっちりした、
ニ‐ナの性格…。

私は、
自分の荷物の整理をした。

カチカチカチカチ、
時計の針を気にしつつ、
時間になるのを待った。

――。

「ニ‐ナそろそろ時間なんだけど…」

ニ‐ナは時計を確認し、
ベッドの上にちょこんと座る。

「簡単に説明をしますこの学園の食事は、
これからはバイキングになります。
バイキングにならない日は、売店で貰ってください
部屋のカ‐ド通すだけで貰えます」

――。

この学園の説明を一通り
語る、聖霊…。

「明日からは、
自由になりますので、
各自イベントなどに、
参加の場合、
精霊と電子手帳を必ず連れていってください」

そう言うとニ‐ナは、
棚の住み家を、
自分なりにコ‐ディネ‐ト始めた。

段ボールに、
包装紙を貼りつけ
花模様に、
折り紙をハサミで切りわけ貼りつけるのはかなり器用に見えた。

私は、ベッドに座ると
そのまんま横になる、
コツンっと何かが背中に
当たり、
ポケットから
“ハ‐モニカ”が
落ちていたらしい。

「この持ち主を探さないと…」

私はハ‐モニカを、
ベッドの真横にある
机の上に置き、
“シャワー”を浴び、
パジャマに着替え
ちょっと疲れたので寝ることにした。





< 11 / 303 >

この作品をシェア

pagetop