〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
“ガサッ”

「…!?…」

私の身体をダイキ君が
引き寄せ、
ぎゅっと抱き締めて来た。
「…ダイキ君…」

私の方からは、ダイキ君の顔が見えない…、だけど
かすかに肩が少し冷たい。
少しだけ…震えている様子を感じると泣いている気がした…。

私は、それに答えるように肩を貸す。


“トントン”
“ガチャ”っと返事を返す間もなく…ドアが開き…

ドアの前に…
ゆうや君とハルキ君が…。「…うぅ…嘘っ…何でっ!」

私が二人を見てびっくりしていると、
ダイキ君がムクッと
肩から離れ二人を見る。

ゆうや君とハルキ君がダイキ君と私の方に近寄り。

「…菜月さんどうして…」
ゆうや君が起きている状況が、理解出来ないのか
“ショック”を受けていた。

「なぁつきさぁ〜うぅ…」
ハルキ君は半べそをかいて涙を流し始める。

「…何?」

ダイキ君は平常心を保ちながら、少し冷たい表情に変わる。

「…」

「…うぅ…」

ゆうや君は、
その言葉に少しカチ〜んっと、頭に来たのか
すかさず、部屋から出て行ってしまう。
スタスタと、

ハルキ君は、
ダイキ君を見ると
ゆうや君を追いかけ、
部屋から出ていく。

私は…ゆうや君を追い掛ける。
(このまま進んでください)

ハルキ君を追い掛ける
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