〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
「窓を御覧になられたら、わかるかも知れません…。
街の明かりが、
点いてないのです…。

この学園は災害の時には、振動が働くと空気により、浮上し浮くようになっている為、被害は最小限に抑えられたそうです」

「…だから
建物に戻るように言ったんだっ」

「はいっ…、
電気はソ‐ラ‐パネルで
点けているので、
問題は起きて無いように、思われるのですが、
水も、電気も使えますが、水は念の為現在点検中とのことです。
あらかじめ、
災害様に用意されていた手動用井戸により、何とか使えてます」

「…もしかして、火事にも強いとか?」

「みたいです、
いざと言う時には、消化する用の物が、
地面に埋まって居るそうです。建物も燃えにくいように、工夫もされているお話もありますが詳しくはわかりません」

「かなり万全にされていたのねっ…?
私の家族は、遠くに住んでるから、大丈夫だと思うけど…みゅうなさんは大丈夫?家族」

「あっはい…、
私の家族はだいぶ離れてますから大丈夫です」

「そっかぁ〜よかった…」
「ですが…街は、
安心出来てないのです。
テレビも現在は、
パネルとは言え電気を貯め街に電気を配給している為、つけられませんし食事も一時、バイキング停止現在は、
何が起きているか分からない状態なのです」

かのんさんは、みんなの事も心配している、
この学園はテレビ迄
禁止に…。

「もしかして、インターネットも禁止?」

「そんな事は無いと思います、ただネットを
観るなら、ネットを使えるお部屋に、行かなくては、なりませんが…」

「私ちょっと今は動けないかなっ…」

「携帯でしたら、パケ放題入ってますので、よかったら使ってください」

かのんさんは、私に携帯を渡してくれた。

「かのんさんは、まだ観てないの?」

「あっ…実は、1人で観るのが怖くって…」

私は、携帯を、かのんさんに手渡した。

「ん〜なら私も、今は辞めておく…、今は余計な心配をしている場合じゃないから、私達に出来ることは、きっと他にあるかも知れないから」










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