咲き舞う華は刻に散る
「ふんっ。小娘にそんな事が出来るかよ…」
古高は馬鹿にするような目で美桜里を見た。
そんな目で見られた美桜里は声を上げて笑った。
しかし、笑っていた顔はすぐに真顔に戻り、冷酷な目つきへと変わった。
「私を舐めるなよ」
美桜里の緋い瞳が妖しく光ると同時に、古高の足の甲に向けて五寸釘を振り下ろした。
皮膚を貫くと、五寸釘の先が骨にぶつかった。
「ぎゃあぁああああぁあ!」
古高の絶叫が蔵の中に響く。
五寸釘を勢いよく刺したせいか、美桜里の顔に返り血が飛んだ。