咲き舞う華は刻に散る


「私も暇じゃないんだがな…」



ちなみに彼女の一日を表すとこうなる。



①朝食


②土方に茶を持って行く。


③昼食


④道場で稽古の手伝いまたは昼寝、土方に茶を持って行く。


⑤夕食


⑥寝る


――という感じだ。



この一日を暇と言わずに何と言うのだろうか。



以前、この美桜里のだらけた生活を土方達は改善しようと、彼女に料理をやらせた。



しかし、出来上がったモノは料理とは似ても似つかない恐ろしいモノだった。



それ以来、美桜里は茶を入れる以外、勝手場の出入りを禁止された。



土方はそんな彼女でも看病くらいは出来るだろうと考え、沖田の看病を任せたのだった。






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