咲き舞う華は刻に散る


覚束ない足取りで土方の所に来た美桜里は彼の胸倉を掴んだ。



「らで、られいきはくんらろ?(訳:何故、溜息を吐くんだよ?」



「お、落ち着け。美桜里」



「いらら!わらしは好きれこんらすららをりたわけれは、らいんらろ!(訳:嫌だ!私は好きでこんな姿をしてる訳では、無いんだよ!)」



何と言うか、会話が噛み合っていない。



しかも、土方は呂律が回っていないため、美桜里の言葉を理解できていない。



「日本語で言え!訳分かんねぇよ!」



「日本語ら!馬鹿土方!」



「(急に滑舌が良くなったな…。酔いがさめたか?)」



実際、美桜里の酔いは冷めていない。



単に作者が面倒になっただけである。



(すいません、いい加減な作者でby.作者)







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