【完】最初で最後の恋
「瞬?どこ行くの??」
「ん、もうちょっとだから」
どこ行くんだろう?
「奈央、ちょっと目ぇ瞑って?」
「へ?でも、まだ歩くんでしょ?」
「俺が引っ張るから、安心しろ」
「分った」
あたしは目を閉じた。
瞬はゆっくりと歩いてくれている。
しばらく歩き、ピタリ、足をとめた。
「…目、開けていいよ」
あたしはそっと目を開ける。
あたしの目に飛び込んできたのは…
「うっわぁぁぁぁ!すごい綺麗」
とても綺麗に輝く、夜景。
「これ見せるために連れてきてくれたの!?」
「ん?まぁ、それもあるけど…」
「ありがとうっ」
キラキラと輝く夜景は、まるで宝石のようで。
最高のプレゼントだ。
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