【完】最初で最後の恋
「奈央…」
「ん?」
瞬のほうを見ると、また真剣な表情。
「なんか、この場所で?ってクサイって感じのこと言うけど、笑うなよ?」
「うん?」
「…奈央。今まで、奈央には辛い思いさせてごめん。奈央が傍にいてくれたから、俺は今ここにいれる。すっげぇ感謝してる。これからも、俺の傍にいてほしいんだ」
ねぇ、それってまるで…。
「ずっと、一緒にいてほしい」
ねぇ、期待してもいいの…?
「奈央に支えてほしいし、奈央を支えたい」
自惚れても、いいの…?
「奈央にとって、俺が最初で最後の恋になってほしい。奈央…。俺と、結婚してください」
差し出された、小さな箱。
瞬はそれを開けた。
そこには、夜景に負けないくらいの、キラキラと輝く指輪があった。
プロポーズ、なんだよね?
ヤバい、涙出てきた…。
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