【完】最初で最後の恋
「奈央ちゃんに似合うやつ、選びなさいよ」
「…あぁ」
こうなったら俺も男だ!
腹をくくることにした。
俺は記念日の日、奈央にプロポーズする。
と、いうことで店内にある指輪をじっくり見た。
まぁ、奈央に似合うと思ったのは今の俺には到底払えない値段で。
「…はぁ」
ため息をつくと…
「なに、いいのあったの?」
と、姉ちゃんが聞いていた。
「あぁ。でも、金…」
「あ〜、あんた今全然持ってないもんね。出世払いでいいわよ」
「…は?」
「だ〜か〜ら!立て替えてやるって言ってんのよ」
「え、でも…」
「なに、自分のお金じゃないと恥ずかしいとか思ってんの?」
ギクッ。まぁ、図星なわけで。

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