【完】最初で最後の恋
なかなか寝付けず、朝も早く目が覚めた。
遠足前日のガキかよ、俺。
服を一生懸命選らんだ俺って女子みたい?
まぁ、いっか。
「行ってきます」
「「いってらっしゃい」」
母さんと姉ちゃんに見送られ、俺は駅前へ向かった。
―――………
駅前に着いたのは、10分前だった。
張り切りすぎだろ、俺。
奈央を待っていると、5分後、奈央が少し大きな荷物でやってきた。
「瞬っ」
俺を見つけると、嬉しそうな顔をして駆け寄ってきた奈央。
「あ、奈央。はよ」
こんな風に言ってる俺だけど、実際心臓はバクバクしてる。
つか、今日の奈央、可愛すぎなんだけど。
「おはよ!瞬、早いね」
「まぁ、初デートだからな」
そう言うと、奈央は顔を赤らめた。
あ〜〜、こいつ可愛すぎ。
今すぐにでも抱きしめたい。
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