【完】最初で最後の恋
「あの、聞いてもいいですか…?」
「うん、なに…?」
「…なんでそんなに、無理するんすか?なんで、1人で抱え込もうとするんすか?」
「え…?」
「由希くんたちだって、別に預けなくても…」
「心配、かけたくないの…。あの子たちを守れるのは…私だけ、だから…」
え?私だけって……?
「…っ、…お母さんとお父さん…交通事故で死んじゃったの…」
「っ、」
悲しそうに微笑む、佳織さん。
「だから…私たちは、4人しかいなくて…。私、お父さんたちが死んじゃった時、決めたの」
「なに…を?」
「私が、この子たちの“お母さん”になるんだ!…って」
「……!」
「だから、私は…弱音吐いてるひまなんてないの…!あの子たちに、心配かけちゃダメなの…!弱い部分、見せちゃダメなの…!」
佳織さんは…
「だから、おばあちゃんちに預けたの。ホントは、こんな風邪に…負けちゃダメなんだよ…!」
ずっと1人で…抱えてきたのか?
「私…あの子たちを…守らなきゃいけない…からっ」
こんなにも、大きなことを。
涙も、弱い部分も…
なに一つ、
見せないで。
「うん、なに…?」
「…なんでそんなに、無理するんすか?なんで、1人で抱え込もうとするんすか?」
「え…?」
「由希くんたちだって、別に預けなくても…」
「心配、かけたくないの…。あの子たちを守れるのは…私だけ、だから…」
え?私だけって……?
「…っ、…お母さんとお父さん…交通事故で死んじゃったの…」
「っ、」
悲しそうに微笑む、佳織さん。
「だから…私たちは、4人しかいなくて…。私、お父さんたちが死んじゃった時、決めたの」
「なに…を?」
「私が、この子たちの“お母さん”になるんだ!…って」
「……!」
「だから、私は…弱音吐いてるひまなんてないの…!あの子たちに、心配かけちゃダメなの…!弱い部分、見せちゃダメなの…!」
佳織さんは…
「だから、おばあちゃんちに預けたの。ホントは、こんな風邪に…負けちゃダメなんだよ…!」
ずっと1人で…抱えてきたのか?
「私…あの子たちを…守らなきゃいけない…からっ」
こんなにも、大きなことを。
涙も、弱い部分も…
なに一つ、
見せないで。