【完】最初で最後の恋
その後、私たちは家を出て、お店に向かった。
「佳織さん、病みあがりなんですから、無理したらダメですよ?」
「わかってるよ!ありがとう」
「ホントにわかってますか〜?佳織さん、絶対無理するでしょ」
ズイッと顔を近づけてきた矢吹くんに顔が熱くなる。
「っ/////」
それに、まるで私のこと全てわかってくれているみたいな言い方…//
期待、しちゃう。
「約束してください。無理しないって」
「ゎ、わかった…よ」
そう言うと、ニコッと笑った。


矢吹くんは、ズルイ。
いつだって、私の心を…
熱くさせる。
< 221 / 232 >

この作品をシェア

pagetop