タイムリミット
「私もよくわからないんだよね。くわしく知ってるなら教えて」

「…いきなり命令ですか」

ふっと茶色の瞳を細めた

まるで、彼女の笑顔が眩しいのかのように


「…じゃあ、話すけど。覚悟はいい?」

「勿論」


にこっと笑って答えた

その笑顔に、迷いはなくて
まっすぐだった。

実ははぁ・・・と一度ため息か深呼吸かよくわからない呼吸をして、

真剣な顔になった。


きっと、
今から話すのは私の命。


実は、ぽつりと滴が葉っぱからいってき、いってき落ちるみたいに

しずかにはなし始めた。


現実が、牙をむく瞬間。

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