心から
それから、皆は楽しそうに話してた。
私はどうしてイイのかわからないし、ただただ心の中で動揺していた。
煙草を吸いながら1人格闘…。
今後の不安が輪足の頭の中を支配する。





「優莉、予鈴鳴った!!行くよー!!!!」



架凛の元気な声に反応し私は手を挙げ動く…。
また、潤と目が合った。
何か言いたい事でもあるのだろうか。





「何。」



私が話すと、話しかけられると思っていなかったのか少し驚いている。




「いや…。別に。」



頭を掻きながら下に降りていく。
意味のわからない奴だ…。
私は最後に歩き教室に向かった。






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